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2006年 08月 18日 ( 1 )
金閣寺
最近も三島由紀夫の著作を何冊か読んではいるものの、やはり金閣寺に勝る著作がない様に思います。

個人的な見解でしかないですが、パラパラ漫画を見ている様な感覚でした。
情景がそこにある、という事です。

小学校の頃などは、国語の先生が良く想像して情景を思い浮かべて下さい、と言っていたのを思い出します。

この金閣寺では、想像するまでもなくすでにそこに絵が描かれている。
描写とはまさにこの事だと感じました。

それに彼が凄いと思う箇所に比喩表現が挙げられると思いますが、彼の比喩表現は他の作家なり、比喩という言葉とは似て非なる物ではと思います。
比喩とは例えなのだから、当然現存する物なり、経験としてあり、またそれらが不特定多数の他所に当てはまるというのが通常だと思いますが、彼の比喩は例えようの無い例えに思います。
その全てが、誰も経験した事のない未経験な事であり、また想像を絶する物だと思います。
この事が僕の心を惹き付けて止みません。

例え様のない表現、まだ見る事のない世界。
単純に見てみたいと思いますね。
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見た事のない金閣寺を見たいですね。

見れます、三島由紀夫の金閣寺で!
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by aki_miyagawa | 2006-08-18 19:09