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光の魔術師 インゴ・マウラー展
正直、期待が大き過ぎた感がありました。

行く前から色んなサイトを閲覧していたり、掲載されている写真を見ていたので、規模の大きさなり、幻想的な空間をイメージしていました。

東京オペラシティギャラリーは毎回大掛かりな展示なり、膨大な資料を様々な形で見せてくれるので、そういった期待もあった様に思います。

展示品の搬送なりに、お金が掛かったのかもしれませんね。
まあ、それでも十分に楽しむ事はできましたけど。

今回、彼の作品を見て感じた事は、僕自身が抱いていた物とは少し違っていた所です。
僕が無知というのは否めませんが、どこか彼の作品には造形的、装飾的という見解を持っていました。

確かに、そういった箇所も見る事は出来るのですが、どちらかというと、それとは全く異なる質を持った作品なり、思考のプロセスなんだと思いました。
真摯なまでに即物的で、子供の様な無垢さも兼ね備えているのですが、理に適った素材の用い方や、造形的と捉える事の出来る形態すらも、そこには構造的なシンプルさも持ち合わせていました。
と同時にそこには発見という驚きがある様に思います。
当たり前の事ですが、彼自身がその事を一番楽しんでいます。

もう一つ、興味深い事に彼の作品の中にオマージュ的な物が数点見られて、この事が僕としては重要な所にも思えました。

彼はどこかで、自分の才能を理解しているんだと思います。
その事を肯定してまでも、飽くなき探求を続けている。
また、その事を吐き口として、そこを超えようとしている。
とても人間的で創造としての在るべき姿を現している様に思えました。
また、そういった所を上手く利用している様にも思えました。

こんな事を言うと、非難を浴びるかもしれませんが、決して彼に才能が無い訳ではありませんから…

今回の展覧会にはブログがあります。
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by aki_miyagawa | 2006-08-21 02:50
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